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運営状況の把握に挑戦!チェア別/担当医別稼働率を測定します

稼働率ご存知ですか?

ご自身の医院におけるチェア稼働率もしくは、医師別稼働率をご存知でしょうか?

稼働率とは、営業時間内でどれだけお客様の治療やカウンセリングに費やしたか、という数字になります。 

「親身になって治療をしているのに思ったほど売上が上がらない」、「朝から晩まで忙しく働いているのに売上げが予想より低い」。そんな悩みを抱えている皆様に、売上げを客観的に判断する指標の一つである稼働率を知り、貴院の現状を理解する手立てにしていただきたいです。

医師別稼働率

勤務しているドクター達が朝出勤してから、どのような作業をしているのでしょうか? 

Dentryではシステムが、ドクター一人一人が、診察時間中何%患者さんと対応したかの数値が算出されます。もちろん、患者様の対応していない時間帯にも作業はたくさんあります。 しかし、病院として報酬を得ているのはお客様と対応した時間だけです。

医師の稼働率からドクターが効率よく働けているか調べ、経営状況の把握をしていきましょう。

チェア別稼働率

病院にある施術用のイスに誰も座っていない時間は何を意味すると思いますか? 

椅子に誰も座っていない時間 = 患者様と対応していない時間 = 報酬を得ていない時間 です。 

診療時間なのに椅子が空いているということは、報酬を得られるはずのビジネスチャンスを逃していると考えましょう。 「チェア2つで、1人のドクターが施術しているから仕方がないんだ」なんて、おっしゃっていませんか? なぜ “しかたがない” のか現状をしり、それから理由を調べましょう。 

設備稼働率で、投資した設備が予想通り活用されているか、不足はないか、客観的な数値から把握してみましょう。

数値から読み取れること

Dentryは、メインメニュー毎に治療別稼働率を月単位で自動算出します。

稼働統計

ケース1:自費治療の稼働が低い

左のグラフより、売上率の高い自費治療の稼働が低いことがわかります。

これまでのデータと比較し、チェア1に新任の先生が担当された月から自費治療の稼働が落ちている事が分かりました。経営者は、先生への自費治療のカウンセリングに関する勉強会を開き、自費治療率の向上を図ったそうです。

自費治療は収益性の高い処置科目です。自費治療の稼働率が低く、かつ売り上げに満足されていない医院さんはこの稼働率を上げることに力を注ぐとよいでしょう。

自費治療の稼働率は低くないのに、売り上げがついてきていない医院さん。自費施設には時間がかかります。 専用チェアの準備や、スタッフィングの見直しを図り、効率よく稼働する工夫をするとよいでしょう。

ケース2:特定のチェアだけ実施されていない治療がある

上記のグラフから、チェア3ではプラーク治療が実施されていません。 原因を調べたところ、チェア3に必要な設備がなかったため、チェア3での予約を受け付けていないことが分かりました。経営者は最近のプラーク治療の患者数の伸びを考え、チェア3に設備の増設を計画したそうです。

チェア/担当医別で稼働率が出ることによって、設備やスタッフィングの問題点が気づけるのです。
特定の医師に患者さんが集中していませんか? 仕事の振り分けを見直すとよいでしょう。
設備の問題で、1つのチェアに稼働が集中していませんか? これまでの稼働率と比較し、設備増設を検討するとよいでしょう。

ケース3:特定の治療の稼働率が上がっている

前月と比べてプラークの稼働率が上がっているのが分かりました。プラークは衛生士の作業です。今後さらに稼働率が上がるようなら、衛生士の増員を検討する必要があります。反対に、プラークの稼働率が低ければ、定期健診啓蒙によるプラーク施術増加の工夫を図る必要があります。

施術により必要なモノが異なります。特定の施術の稼働率に増減がある場合、担当のスタッフにヒアリングし、設備、人員の見直しを図るとよいでしょう。

現状を知れば必要な手段が見えてきます

書籍等で述べられている「歯科医院の経営改善」を片っ端から試したところで、あなたが理想とする医院の運営になるでしょうか? 費やす予算はありますか?  

現状と理想を明確にし、スタート(現状)からゴール(理想)までの道のりを計画しましょう。 「設備や体制の改善を図りたい」という思いがあっても、やみくもに設備投資をするのは危険です。

 効果的な投資方法、改善方法を Dentry と一緒に考え、理想の経営状況になるよう、改善活動をおこないましょう。

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