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予約受付業務をロボット化!ただいま、人工知能搭載型の予約システムに挑戦中!

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最近、色々な場面で活用されて身近になりつつあり人工知能。
少し前には、「浴衣姿のヒト型ロボットが日本橋三越で受付嬢に」なんていうニュースが話題になりましたね。

実は、リザーブリンクが手掛ける歯科専用予約システム「Dentry」でも、ヒト型ロボなどを活用した患者様向けおもてなしロボットを開発しているんです!

社員の間では「Dentryくん」の愛称で親しまれていて、現在は、歯科デビューに向けて研修中!

来院者が近付いてきたら
「○○さんこんにちは。診察券と問診票をお見せください」などと声をかけ、受付番号が記載されたカードをお渡しする。このような簡単な窓口業務を担当してもらう予定です。

これまで人力では把握しきれなかった患者様のステータス管理もDentryくんにお任せ!

待合室で待つ方の人数、待ち時間の目安を把握するほか、患者さんごとに【院内待機中】・【中待合】・【診察中】・【会計待ち】といったステータスを管理してくれるので、

「10番の番号札をお持ちの方は、中待合に移動してください」という呼び出しまでお願いできちゃうのです!

「そんなことをしたら受付スタッフの仕事がなくなり、干されてしまうじゃないか!」
(受付の子との会話を毎回楽しみにしているのに!)
という男性陣の声も聞こえてきそうですが…!?どうぞご安心ください!

スタッフは患者様応対に専念できる!

受付スタッフの仕事は患者様の呼び出しだけでなく、予約管理、治療器具の洗浄・滅菌、治療の準備、医師のアシスタントなど多岐に渡るため、本来、最も大切にするべき「患者様応対」がおろそかになっているケースも少なくありません。

でも、単調な受付業務をロボットに任せることで、受付スタッフの業務にゆとりが生まれ“スタッフ×患者様”のコミュニケーションは更に増えるのです。

患者様側としても、スタッフとの会話が増えれば、症状をより詳しく聞いてもらえたり、直接ドクターには言いにくい要望や些細な疑問を伝えてもらったりできるので、結果的に1人1人の歯の健康維持に繋がるはずです。

実際に歯科デビューするまでにはあともう少し時間がかかりますが、
皆さん、楽しみに待っていてくださいね!

予約コンシェルジュとして最適な予約を案内

そして、もうひとつ。こちらはロボットのように目に見える形ではないのですが、人工知能の活用として目指しているのが、“予約コンシェルジュ”としての役割。
歯科の利益向上や、スタッフの業務軽減などに貢献できる仕組みで、
まずは三つの機能の実装化に向けて開発に取り組んでいます。

【その1】治療の難易度ランクに応じて、適切な予約枠を案内!

インプラントや根治手術といった難しい治療から定期検診や歯のクリーニングなどの比較的簡単な処置まで、治療の難易度レベルを設定することで「難しい治療は連続して予約できないようにする」、「難しい治療の前後は簡単な治療を入れる」などの判別を自動化。今まで時間をかけていた予約管理が瞬時に完結できるようになります。

【その2】過去のキャンセル情報から、キャンセル対策が事前に必要とされる患者様を抽出!

過去のキャンセル情報をもとに、キャンセルが発生しそうな患者様を判別。キャンセルが多い患者様が予約を入れた場合「前日に要電話」といったアラートが表示されるので、事前に患者様へのフォローができ、キャンセル防止に繋がります。

【その3】日々の予約状況を分析・学習し、患者様ごとに適した予約を案内!

「Aさんは午前中の予約が多い」、「Bさんはホワイトニングなどの自費診療で定期的に受診する」、「Cさんは駐車場をいつも利用する」など、患者さんごとの予約傾向を学習し、最適な予約を案内します。

例えば…、

【ケース①】
月曜午前中に予約が多いAさんが予約をする場合
↓↓↓
月曜午前中を含む予約候補をピックアップする
(患者様への予約案内がスムーズにできる)

【ケース②】
自費診療が多いBさんが予約をする場合
↓↓↓
入口から離れた落ちついた診療スペースを確保して予約をする
(高額な治療のために来院してくださる患者様へのフォロー)

いかがですか?実際に使ってみないと患者様にしても医院様にしてもメリットが想像しにくいと思いますが・・・。予約システムに人工知能を搭載することで、より便利・より手軽に歯科を受診できるのは確かです。

私たちが目指すのは、医師・スタッフ・患者様が皆さんハッピーになること!
その実現に向けて、一人ひとりが強い意志を持って開発に取り組んで参ります。

今後、また進展がありましたらご報告しますので、お楽しみに!

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