Dentryを支える
中心メンバーの想い

Members of Dentry

創業者がDentryに込めた思い 歯科医療に関わる全ての方と患者さんを幸せに

創業者・取締役副社長 熊野 なおゆき

株式会社リザーブリンクのCTOを経て、2016年に株式会社医療予約技術研究所を設立(創業者)。25年以上予約システムの開発・研究を続ける。高齢化社会を前に歯科医療の重要さに気づき、歯科コンサルも手掛けチェア2台の医院で年商1億円越えとキャンセル率3%以下を達成させた。
歯科医療の現場では、「時間」は画一的に増えていく数字で表されるものではありません。
患者さんにとっては日常的に訪れる場所ではない歯科医院において、そこで過ごす時間は「体感時間」が重要な意味を持ちます

例えば30分間、という予約時間の中には、治療時間以外にも複数の「時間」が存在します。

まず、患者さんの待ち時間です。この時間も診療を受ける中での安心感や納得感を生む時間となります。ゆとりを創出することで、ただの空白の時間ではなく、情報提供やリラックスの機会としてその価値を高めることができます。

次に、医療従事者の方が中心となる準備や片付け、記録の時間があります。ルーティン業務の自動化やリアルタイムな状況共有の仕組化を実施することで、医療従事者の方の負担を軽減することが可能です。
そして、コミュニケーションの時間。歯科医師からの説明はもちろん、スタッフによる補足や、何気ない雑談も、患者さんとの信頼関係を築き、リコールに繋がる重要な要素です。

患者さんが「十分丁寧に診てもらえた」と体感するような、満足感のある予約時間を することが、歯科の予約システムの進化における目指すべき課題ではないかと私は考えています。この「時間のデザイン」を可能にするシステムであれば、患者満足度の向上・経営改善・スタッフの働きやすさ向上・業務効率化を同時に実現できるはずです。

時間のデザインにより、スタッフ一人当たりの1時間の作業のうち「1分」の工数改善ができたとします。すると、スタッフが10人いれば、1日あたり80分(8時間の営業時間で計算)もの時間が生まれます。弊社のシステム導入医院数2,300院で考えると、日本全体で1日につき3,000時間以上もの貴重な時間が創出されることになります。

この創出された時間は、医療従事者の方が専門知識を活かして本来の業務に集中できる時間であり、また、余裕をもち心を尽くして患者さんと接することのできる時間となることでしょう。

ただし、業務効率化など時間の短縮による部分最適を追求しすぎると、患者満足度が低下する懸念もあります。あくまで「患者さん中心の視点」を基盤とし、全体最適と部分最適のバランスが取れた設計思想が求められます。

全体最適を優先しつつ、状況に応じて柔軟に動的調整できるシステムであること。私たちが1分の改善にこだわり、細かな設定ができる柔軟性を追求し続ける理由はここにあります。
時間のデザイン(予約の管理)は、患者さんの安心を担保し、医療従事者の皆さんを支え、診療の質を向上させる力があると信じています。
私たちのシステムの進化が、より豊かな歯科医療に貢献できるよう、これからも邁進してまいります。

誰もが健康と審美を追求する時代、患者さんに選ばれるクリニックづくりをDentryがサポート

セールスリーダー 釘島 裕太郎

関西大学を卒業後、営業職をしながらプログラミングを学んだことで、ITの力で身近な社会課題を解決する手伝いがしたいと思うようになる。GMO医療予約技術研究所に入社後、日頃からお世話になっている歯科業界への営業活動に注力。プロテインはホエイよりソイ派。
Dentryに携わる以前から、私自身、歯列矯正や定期的なクリーニング、ホワイトニングで歯科クリニックに積極的に通っており、幼い頃から健康で美しいものへの関心を強く持っていました。

近年、私だけでなく周囲の人々の話を聞いていても、健康と審美への注目がより一層高まっていると感じています。その大きな理由の一つは、SNSの普及です。自分の情報を気軽に発信できるようになったことで、自身の笑顔や行動が多くの人に見られる機会が増えました。これにより、ご自身の状況を他者と比較する機会が増え、「もっときれいになりたい」「あの人みたいに元気で活発でありたい」といった欲求が生まれやすくなっています。

SNS上で他者と比較しやすい外見や活動への理想は高まる一方です。そして、その理想が実現した後でさえも、「この状態を保ちたい」という欲求は尽きません。「せっかく手に入れたものを失いたくない」という損失回避の心理が強く働くためです。

つまり私たちは、終わりなく理想を追求する時代に生きているのです。

健康や審美の意識向上に伴い、歯科医療へのニーズは明らかに高まり、多様化しています。近年、多くの歯科クリニックでは、「歯が痛い」「詰め物が取れた」といった患者さんだけでなく、「予防歯科のために」「口元をきれいにしたい」といった理由で来院される方が増えています。

歯科クリニックに通う患者さんが増える一方で、患者さんが均等にクリニックに割り振られるわけではありません。ネットですぐに情報が調べられる現代において、患者さんは選ばれるクリニックに集中しています。

たとえ先生がどんなに情熱を持って治療をしたいと思っていても、地元の人を待つだけでは、集患に力を入れているクリニックに患者さんを奪われてしまう傾向にあります。一方で、受け入れ体制を整え、積極的な集患を行うクリニック様は、患者数を増やし続けています。その後、単価アップ、増床、分院展開へと着実にステップアップされています。

当社のDentryには、患者さんが「予約を取りやすい」そして「また来院したくなる」ためのきめ細やかな工夫が凝らされています。単に患者さんの来院を待つだけでなく、能動的に来院を促すことができるようになります。

また、患者さんの数が増えても、それに比例してスタッフの人数や残業時間が増えてしまっては、真の経営改善には繋がりません。Dentryは、ITシステムを効果的に活用することで、質の高いおもてなしを提供しつつ、無駄な業務工数を削減する施策もご提案しています。

私は、家族経営のアットホームなクリニックから、きぬた歯科様や慶応義塾大学病院様のような大規模な診療所まで、数多くの納品に携わってきました。この多角的な知見を活かし、日頃お世話になっている歯科業界に貢献できるよう努めています。

Dentryをご利用いただくことで、お客様のクリニックが患者さんの笑顔を輝かせ、地域で「選ばれ続けるクリニック」となるお手伝いができることが、私たちの何よりの幸せです。

「患者さんと接してきた経験を形に」元歯科衛生士が考えるDentryの価値

プロダクト開発メンバー 鈴木 南美

東京医科歯科大学(現・東京科学大学)歯学部を卒業し、歯科衛生士の国家資格を取得。7年間歯科衛生士として診療所から大学病院まで様々な現場を経験。入社後、現場目線を取り入れた機能改善をしたいという想いから、プログラミングに取り組むように。好きな歯は上顎5番。
弊社には、私を含め2名の元歯科衛生士が在籍しています。私たちは、約7年間にわたり大学病院、クリニック、企業内診療所といった様々な現場で経験を積んできました。患者さんとの触れ合いから得られるやりがいも、日々の業務における苦労も、身をもって感じてきました。

受付業務を行うこともあり、必死に予約の電話対応をこなしていた時もありました。
希望日に予約の空きがない患者さんのために、電話機を肩に挟んで話しながらカルテを遡って確認し、わずかな隙間時間枠に詰めていい患者さんなのか、それとも次週に延期をお願いすべき状況なのか、予約表と見比べながら調整していたものです。

そんな中、残念ながら来院が途絶えてしまう患者さんを数多く見てきました。
もしかしたら、「混んでいて予約変更が面倒」「無断キャンセル後で連絡しづらい」といった些細な気持ちが重なり、歯科医院から足が遠のいてしまったのかもしれません。

その結果、せっかくの技工物が合わなくなったり、根管治療がやり直しになったり、歯周病が悪化してしまったりする患者さんの状況を想像すると、残念な気持ちでいっぱいになりました。しかし、すべての来院中断患者さんを把握し、個別に連絡を差し上げることは難しく、患者さんからの連絡を待つしかありませんでした。

歯科の予約には特有の難しさがあります。患者さん自身が現在の治療内容や次回の予約目的を把握していなかったり、来院タイミングが決まっていたり、さらには歯科医師ごとに診療の回し方に独自の好みがあったりするからです。そのため、同じクリニックに長く勤務する受付スタッフほど、その複雑な予約調整を巧みにこなせるようになる、という現実がありました。

私自身、オンライン予約に対しては「便利ではあるけれど、患者さんが自由に予約を入れてしまい、クリニック側で誘導や制限ができない」というイメージを抱いていました。
そんな私の考えが変わったのは、このDentryと出会ってからです。

Dentryは、予約のルールや制限を細かく設定できるシステムです。豊富な機能を組み合わせることで、クリニック様の多様な運用ニーズに合わせた柔軟な設定が可能になります。入職したばかりのスタッフがまだ覚えきれていない院内の複雑な予約ルールも、一度設定してしまえばDentryが自動的に采配してくれるのです。これにより、オンライン予約であっても、クリニック様が意図した通りの予約取得を実現できます。

また、Dentryの魅力は、多忙な業務中にスタッフがストレスなく操作できる点にもあります。ワンクリックでも操作が少なくなるような工夫、必要な情報の出し入れが簡単で視認性の高いデザインなど、使いやすさを徹底的に追求しています。

患者さんにとっても、クリニック様にとっても便利なオンライン予約が広まり、もっと気軽で快適に歯科医院へ通院していただけるようになることを願っています。
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